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あしあと

    唯念寺(ゆいねんじ)

    • [公開日:2022年1月18日]
    • [更新日:2022年3月30日]
    • ID:98

    古代・中世・近世そして現在を語る寺院

    豊郷町四十九院 電話0749-35-2231

    行基と四十九院

    <行基と四十九院>

    僧、行基が四十九院を創建したのは731年、奈良時代後期のことです。行基は当時すでに四十八の寺院を建て、ついで四十九番目にこの寺を建てました。行基はさらに荒神(かまどの神、院の守護神)を祀りました。それは明治時代の神仏分離の布告により、彦根市の荒神山に移され、現在の荒神山神社がそれです。唯念寺の名は、真宗に変わった1580年のことです。

    芙蓉閣と行基の庭

    <芙蓉閣と行基の庭>

    この寺で最も古い建物は書院の「芙蓉閣」です。芙蓉の名は、建立された当時に天皇から授かったと伝わります。また、この書院の前庭は「皇園」と名づけ、行基が造った「行基の庭」とも呼ばれています。枯山水の庭園は、自然に融けこみながら高雅な趣が漂っています。